あなたのお金があなたの生活レベルを上げる
「コミュニティバンク」「市民銀行」「NPOバンク」などと呼ばれる市民主導の銀行があります。
「市民バンク」と呼ぶこともありますが、「市民バンク」は一つの団体の名称です。
「市民バンク」こそが地域主導型の新しいお金の流れを作った老舗なのですが、市民が出資できるのではなく、市民に融資することが目的で少し今回の趣旨とは外れます。
「コミュニティバンク」「市民銀行」「NPOバンク」を通称「NPOバンク」として呼ぶことにします。
NPOバンクは主に地域活性化を目的として運営されている市民主導型の金融です。
主に一口数万円単位の出資を行い、それを原資にNPOや個人に低利で融資します。
出資者にとっては元本保証がない、出資金を自由に引き出せない、
などのデメリットがありますが、目に見える形で自分のお金が運用されることが最大の魅力となっています。
江戸時代だったら、町や村には徳と資金のある御仁がいて村人が苦しんでいたら、手を差し伸べたでしょう。
NPOバンクはそういう位置づけなのかもしれません。
NPOバンクは全国に10あります。
http://npobank.net/links.html
逆に言うとまだ10しかありません。
NPOバンクはさまざまな法規制により、思うように運営ができていないようです。
銀行にはなれず、かといって出資者に無限責任は負わせられず、さらに、ボランティア的な運営でも限界があります。
もっと大きな事業体として、市民のお金が地域の活性化に役立てられる仕組みが求められます。
ただ、仕組みを作るにも数多くの市民の意志が必要です。
NPOバンクの意味は利回り以上に社会的意義を求める事業にお金を流そうという意思にあります。
自分の生活をよくしたいですよね?
そのためには自分の住む町がよくならないといけません。
そのためには、自分の住む町をよくしようと活動してくれる人や事業にお金が回らないといけません。
ところが都市銀行に金を預けては、預ける場所は地元でも、お金は地元を離れ、都市部に流れ、さらには世界中の利回りのよいところを目指していきます。
都市部に流れたぐらいからすでに、お金に込められた「意思」は忘れられて「利回り」に変わっているでしょう。
さらにそれでも資金が還ってきて、大きく増えているならまだうれしいのですが、まったくそうではありません。
自分の住む町に活気が欲しいのに、実際にはあなたのお金で都市や外国を儲けさせ、代わりにあなたの近所のお店がつぶされていることもあるでしょう。
もう一度、あなたのお金に「意思」を込めてください。
そのお金がどこに流れたら、あなたの意思が活かされるのでしょう?
もっとわかりやすい形で、あなたのお金がどこに流れるのか
あなたには「知る権利」があります。
NPOバンクの生み出している資金量はまだ本当に小さなものです。
しかしNPOバンクに流れている資金は、強い「意思」をもった「志金」なのです。
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