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地球温暖化の原因について最低限の情報をお伝えします。

異常気象が温暖化のために増えている

温暖化で溶ける北極の氷

気象庁が5年に一回発行している「異常気象レポート」によると、

  • 異常高温の発生件数が増加
  • 日降水量200mm 以上の大雨の日数が増加
  • 長期的に弱い降水が現象
  • 一方で異常少雨の件数も増加
  • 海面水位が上昇を続けている
  • 大都市ではヒートアイランド現象により気温上昇
  • オゾン破壊により紫外線量が増加

など、近年異常気象の件数が増えています。

このような地球で起こっている現象は、大気温度や海水温度が高まっていること、つまり地球温暖化と関係が高いとされています

ほかにも、今地球上で起こっている問題の多くに、地球温暖化が関連していると考えられています。

感覚的にも、この10年から20年の間に気温が上昇していることを感じられる方も多いのではないでしょうか?

私の子供の頃にはじりじりと照りつけるような夏の日に30℃を超えていましたが、最近では曇りの日でも30℃を超えているという感覚があります。

「観測史上最高気温」「熱帯夜」という言葉も良く聞くようになりました。また、平成19年からは一日の最高気温が35℃を超えた日のことを「猛暑日」というようになりました。

日本の平均気温の経年変化を下のグラフに示します。

日本の平均気温変化

[出典]気象庁HP(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/1_2_2.htm)

平均気温は1980年後半から上昇しつづけていることがわかります。

世界の平均気温の経年変化についても同じように平均気温は上昇しています。

世界の平均気温変化

[出典]気象庁HP(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/20th/1_2_1.htm)


地球の気温が上がるとどうなるか?

それでは、地球の気温が上がるとどういう問題が引き起こされるのでしょうか?
自然や動植物にとって気温は非常に繊細なものであり、わずか1℃の変化でも大きな問題になることがわかっています。次にその例を示しましょう。

ツバル、マーシャル諸島、モルディブなどの標高の低い島が水没する

南極の大陸氷

水は温まると膨張してその体積が増えます。温暖化により海水が温められると、水面が上昇し、標高の低い島々は水没することになります。ツバルではすでに海面上昇が始まっており、地面から海水が湧いてくる現象が見られています。

水不足や干ばつ、洪水などの水害が増える

温暖化により、大気の温度が上昇すると、より多くの水蒸気を含むようになります。 このことが雨の少ない地域では水不足を引き起こし、 雨の多い地域ではより多くの雨を降らせることになり、 洪水の危険性が高まることになります。

動植物の死滅・絶滅

動植物には生存に適した温度があります。温暖化により気温が上昇すると、動植物は より気温の低い地域に移動せざるを得なくなります。
20世紀の後半には約1,700の生物が北あるいは南に向かって10年間で6kmも移動したとの報告 があります。
移動速度が気温移動に追いつかなかったり、移動先での環境によっては動植物が絶滅する危険が あります。
人間でも同様です。2003年夏、ヨーロッパを襲った熱波は5万2千人もの人々を死に追いやり ました。

伝染病が増加する

マラリアやデング熱などの主に熱帯地方で起こる伝染病がより緯度の低い地方まで拡がる可 能性があります。

IPCCにより温度上昇に伴う、被害予想が整理されています。

温度上昇に伴う影響

[出典]IPCC第4次報告(http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/interim-j.pdf)


少しの温度上昇でも影響が起こるのですが、1990年と比べて2℃以上上昇すると被害が甚大になるといわれています。

なぜ地球が温暖化するのか?

温暖化する地球

では、なぜ地球温暖化現象が起こっているのでしょう?

これは、地球を覆っている大気の組成が変わっていることが最も大きな原因だと考えられています。

地球は太陽の赤外線エネルギーを受け、その一部を放出せずに蓄えることによって、15℃程度という動植物にとって最も快適な温度に保たれています。地球が火星や金星と異なる最も大きな点です。

赤外線エネルギーを吸収する役割を果たしているのが、温室効果ガスで、水蒸気(H2O)、二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、フロン(炭素、水素、塩素、フッ素の化合物)、亜酸化窒素(N2O)、六フッ化硫黄(CH4)などがあります。

これらの温室効果ガスの量が増えると、地球の保温が進むことになり、温度が上昇するわけです。


2007年2月、世界でターニングポイントとなるべきニュースが発表されました。
国連の気候変動に関する政府間調査パネル(IPCC)と呼ばれる世界中の科学者が集まる研究機関が、科学的に「地球温暖化は人間活動が原因である」と断定しました。(正確には"かなりの確率で"ということですが、科学者が90-95%の確率と言うことはほとんど間違いないということです)

「世界の二酸化炭素、メタン及び一酸化二窒素の大気中濃度は、1750 年以降の人間活動の結果、大きく増加してきており、世界的な二酸化炭素濃度の増加は、第一に化石燃料の使用及び土地利用の変化に起因する。一方、メタンと一酸化二窒素については、農業による排出が主な要因である。」
とされており、特に二酸化炭素の濃度増加については、間違いなく人間が化石燃料を使ったことによると断定されています。

二酸化炭素濃度は急増している

二酸化炭素がどの程度増加しているかご存知でしょうか?
非常にわかりやすく驚けるため、さまざまなところに掲載されていますが、以下のようなものです。

2000年間のCO2濃度変化

[出典]IPCC第4次報告書(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar4/ipcc_ar4_wg1_es_faq_chap2.pdf)

明らかに、二酸化炭素濃度は増え続けており、特に1970年代末頃からの濃度上昇が顕著です。

次に二酸化炭素濃度の上昇と気温の上昇について、IPCC(気候変動に関する政府間調査パネル)が予測したグラフを示します。

分類 CO2平衡濃度(2000年=379ppm)[ppm] 温室効果ガス平衡濃度(CO2換算)(2000年=375ppm)[ppm] CO2排出がピークを迎える年[西暦] 2050年におけるCO2排出量(2000年比)[%] 産業革命からの世界平均気温上昇[℃] 産業革命前の値と比較した世界平均海面上昇[m]
350-400445- 4902000-2015-85 ~ -502.0-2.40.4-1.4
400-440490- 5352000-2020-60 ~ -302.4-2.80.5-1.7
440-485535- 5902010-2030-30 ~ +52.8-3.20.6-1.9
485-570590- 7102020-2060+10 ~ +603.2-4.00.6-2.4
570-660710- 8552050-2080+25 ~ +854.0-4.90.8-2.9
660-790855-11302060-2090+90 ~+1404.9-6.11.0-3.7

100年後に最悪のケースでは、二酸化炭素濃度は現状の倍の790ppm 、温度上昇は6℃と想定されています。

6度も上昇したならば、干ばつが多発し、今の動植物は多くが絶滅し、人類は相当な生存の危機にさらされることになるでしょう。

したがって「二酸化炭素排出を減らさなければいけない」ということは明らかですが、もう一つ忘れてはならないことがあります。
それは、過去に排出してしまった二酸化炭素です。

20世紀初頭の二酸化炭素濃度がおよそ300ppmですから、現在の380ppmと比較すると、80ppmだけ二酸化炭素が増えたことになります。

80ppmは6400億トンにあたります。

現在二酸化炭素排出量は年間275億トンですので、およそ24年分が蓄積されているということです。

二酸化炭素は排出しなければすぐに無くなるということではなく、100年かかっても30%は大気中に残留するといわれています。

もし明日世界中の人が二酸化炭素排出を止めたとしても、100年後にまだ1920億トンが蓄積されることになり、324ppmの濃度にしかならないのです。

いかに過去の借金が重いかということです。

温暖化が加速する危険性

たちの悪いことに、温暖化により地球の気温が上昇すると、さらに温暖化を招くという推測がされています。

氷の消失が太陽光の吸収を加速させる

北極海氷は太陽光を反射するため、太陽エネルギーによって暖められすぎないようになっていますが、この北極海氷が溶け出し、2040年頃には完全消失の危険があります。
北極海氷が溶けると、さらに大地が太陽エネルギーをさらに吸収することになります。

干ばつや砂漠化による森林破壊が二酸化炭素吸収を減らす

地球温暖化による干ばつや砂漠化により森林が消失すると、二酸化炭素の吸収源が減ることになります。このことがさらに二酸化炭素濃度を高めることになってしまいます。

メタンが融解する

シベリアの広大な永久凍土(ツンドラ)にはメタンハイドレードというメタンが凍結されている状態で眠っています。その埋蔵量は4000億トンともいわれています。
メタンは二酸化炭素より量が少ないものの、二酸化炭素よりも強力な温室効果ガスです。
地球温暖化により、永久凍土が溶け始め、メタンが気化されると、一気に温暖化が進んでしまう危険があります。時限爆弾を抱えているようなものなのです。

「温暖化=二酸化炭素増加説は”ウソ”」の可能性は否定できない

地球温暖化の原因は二酸化炭素の増加ではないのではないか?という議論が世界中の科学者の間でつづいています。

  • 太陽黒点周期説
  • 火山噴火説
  • 太陽黒点周期変化説
  • 海流の変化説
などです。

地球温暖化は世界的な話題になっており、政治の道具、メディアの煽り、学者の権威欲による議論の筋曲げとなっている可能性もないとはいえません。

地球の内外環境にはさまざまな要因があり、さらに時間的な要因もあります。

いつ何をしたことが、いつどのような結果になるのかは正確にはわからないでしょう。

歴史を見ても、その当時の「常識」が、後年には「馬鹿な勘違い」であったということは非常によくあります。

現在では地球温暖化は二酸化炭素濃度の上昇が原因であり、二酸化炭素濃度の上昇は人為的な化石燃料の使いすぎである、という「常識」が、100年後には「馬鹿な勘違い」となっているかもしれません。

たとえ人類が温暖化を引き起こしたわけで無いとしても!

将来の世代

地球の平均気温が上昇していること、気温上昇により異常気象が発生していることは事実です。

また、地球の資源に限りがあるのに、さも無尽蔵にあるかのごとく資源を無駄使いし、ゴミとして排出してしまう、そんな持続不可能な営みを人類が送っていることも事実です。

さらに、今後中国やインドなどの超大国が資源を使って発展していくこと、世界人口がまだまだ伸び続けるため資源消費量がさらに増えるであろうことも、ほぼ確実な未来となっています。

地球温暖化の原因に関する議論は置いて、目の前にある事実を見るだけでも、問題は明らかです。

これから生まれてくる子供たちに資源を使うチャンスを与えてあげなければいけません。


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